google-site-verification: google1c0c0b1cd1d6179f.html

ぼやき・映画・小説

【映画】宇宙でいちばんあかるい屋根をみて純真を取り戻したくなった話

夜更しのできる金曜日には映画を見ながらお酒を飲む。

 

今日は「宇宙でいちばんあかるい屋根」という邦画を観ました。

 

一夏の成長物語

ファンタジー映画

----

14歳のつばめは、隣人の大学生・亨にひそかに恋心を抱くごく普通の女の子。両親と3人で幸せな生活を送っているように見えたが、父と、血の繋がらない母との間に子どもができることを知り、どこか疎外感を感じていた。誰にも話せない思いを抱える彼女にとって、通っている書道教室の屋上は唯一の憩いの場だった。ある夜、いつものように屋上を訪れたつばめの前に、ド派手な装いの見知らぬ老婆が現れる。その老婆「星ばあ」がキックボードに乗って空を飛ぶ姿に驚きながらも、不思議な雰囲気を漂わせる彼女に次第に心を開き、恋や家族の悩みを相談するつばめだったが……。

----

あらすじはこんな感じです。

 

主演の女の子の透明感が凄い!そんでもって可愛い!

 

昼にがっつりアクションを観たので夜はゆったりといこうかとおもって、借りた4枚のDVDの中からこれを選びました(兄がDVDショップで選んだものではありますが)

 

良かったです。

なんかちょっと懐かしい気持ちにもなれました。

夏ってやっぱり良いですよね。

 

14歳って結構多感な時期だと思うんです(私はそうでした)。

そんな思春期の揺れ動く心を描いていました。

寄り添う優しさに気付かないで、自分の居場所が無いかもって勝手に落ち込む主人公の心情は、皆経験する気持ちなんじゃないかなと思いました。

 

本作では家族についても取り上げられます。

主人公の両親は幼い頃に離婚しており、今は父、父の再婚相手と暮らしています。

 

再婚相手と父の間に子どもができるという事実から不安に駆られ、悩む主人公に対して、

 

要は絆が大切なんじゃないの

血の繋がりなんて関係ないよ

夫婦だって元はと言えば他人同士じゃないか

 

って星ばあが言うんだけど、いい事いうなあ、と思いました。

家族の繋がりにおいて血の繋がりって必須じゃないと私も思います。

実際に継母である女性は本当にいい人なんですよ。

主人公のことを心から愛している人でした。

お父さんも優しくってほんわかしてた。

 

主人公のことが好きな同級生の男の子が出てくるんだけど、

中学二年生感満載で死ぬほど可愛かった。

なんとなく既視感。

 

作中良い人しか出てこないので本当に心が温まりました。

清い。

 

綺麗で優しい映画をみる私は一種の罪悪感を覚える。

自分の心の汚さに。

 

学生の頃を思い出した。

というより、何も考えずに素直に恋をしていたときのことを思い出した。

 

 

 

学生の頃の恋愛はお遊びの恋、大人にになってからするのが本当の恋とかよく言うけど、私は真逆に感じました。

無駄な事を考えないときに他人との愛を学び、

駆け引きとか覚えて

そこから紆余曲折あって

出会いと別れを繰り返すうちに

社会とか年齢を重ねるうちに

 

どんどん脳で考えて行動するようになって

ひん曲がり、捻じり腐り、真っ白だった心は

たくさんの経験の色に塗り重ねられていき

どす黒くなってもはやもうなんか腐敗しました(笑)

 

色んな色が重なって黒くなってしまった紙を白くすることは不可能だよね。

頭を思いっきりぶん殴られたりして

記憶なくして、もう一回やり直したい。

あのころあった純真を取り戻したい。

 

最近周りの子の話を聞いていると、結婚するにあたって

愛を重視しない人もめちゃくちゃいるなあと。

家族という共同体は生きるためにあって、

生物的、遺伝子的に組み込まれた生存本能によるものか

子どもを幸せにしたいという胎内に生命が宿ってない時からある隠された母性によるものか

絆への諦めか

高い生活水準を求め金に集るとか

これは一種の仕事かな?とか思いますよく。

 

カフェ難民でマックに来てこのブログを書く私ですが

斜め前に女子高生3人がずっと楽しそうに喋っています。

あーーーいーーなーー❗

髪の毛いじって

これどう、とか

クラスの男子の話したり

 

私はちなみに高校のときは無い噂を死ぬほど立てられました。

気が強かったので噂の発端者をディスり倒したら倍返しされ干されましたが(笑)

誰と付き合ってるとか誰とああいった行為したとか

誰の彼氏取ったとか

そんな感じの噂をむちゃくちゃされました。

完全に噂の的になったので、次から次へ無いこと言われました。

否定するのは諦めて心の中で、皆うざいから死ね!とそのくらい思っていました。

だって私、高校生のとき私誰とも付き合ったことなかった。

こんな感じでその時は同級生の虚言に翻弄されていました。

 

 

でもなんか冷静に思い返すと

そんな噂も可愛くなってくる。

学生あるあるだよなあなんて。

それに私高校生生活全然楽しんでたよな?って

そんな噂だらけで嫌だった高校生活の中でもしっかり楽しんでたよなって

青春なことたくさんしたし!

よく思い出すのって悪口とかの記憶だけど

ちゃんと振り返れば色んな良い思い出も出てくるんだと

友達いたなそういえば、みたいな

こうやってこれを書いてて今感じています(笑)

 

学生っていいなって話。